ニューカーニバル工法は、タイルを金物*レール(*材質はステンレスや高耐食性メッキ鋼板等)に嵌合させて固定する乾式工法です。モルタルを使用しないため、長尺タイルや重厚なタイルでも安全かつ高精度に取り付けることが可能です。また、タイル裏足のロック機構により剥落を防止し、定期打診点検の免除にも対応しています。
■ 安全性
・金物レール嵌合方式により、長尺・重量タイルの確実な固定が可能。
・タイル裏足によるロック機能が働き、経年による剥落を防止。
・耐震性・耐久性に優れ、地震などの外力に対しても高い安全性を保持。
・10年後の打診点検が免除可能。
※現在、東京都では免除が認められています(東京都防災・建築まちづくりセンター 担当)。
※他の都道府県では各自治体への確認が必要です。
■ 断熱性
・胴縁と仕上げ材の間に通気層を設ける外断熱通気工法に対応。
・通気層+断熱材の組み合わせにより、外断熱性能が向上。
・建物全体の省エネ性・快適性の向上に貢献します。
■ 環境性
・既存下地に直接取り付けが可能なため、下地撤去が不要。
・既存壁のハツリ作業を省略でき、騒音や粉じんを低減。
・産業廃棄物の発生を抑え、環境負荷の少ない施工が可能です。